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| FSCジャパンのWebサイトが リニューアルオープンいたしました。 |

ごあいさつ
| 日本ではこれまで、建築用の木材生産を主な目的に、世界でも例をみない1,000万haを超える人工林を造ってきました。しかし、この人工林の管理不足が長く続き、森林環境の悪化を招き、土砂災害などが私たちの生活基盤を脅かしています。 世界に目を向けると、森林の持つ多面的機能を総合的に発揮させる「持続可能な森林管理・経営」の重要性が叫ばれていますが、実際の現場まで理解が進まず、違法な森林伐採や取引などに歯止めがかかっていません。その結果、生物多様性に富む貴重な自然林が破壊されつづけ、森林生息生物の減少と絶滅、気候変動、そして森に依存する人びとの生活を奪うなど、環境だけでなく社会的な問題もひき起こしています。 このような問題を抱える森からの産物が世界中に運ばれ、日本でも使われています。また、最近の木材価格の一層の下落は、わが国の森林所有者の経営意欲や自立心を低下させ、伐採された林地が放置されるなど森林管理の危機が深刻化しています。 こうしたなか、独立した第三者が森林の管理・経営内容を適切な基準に照らして評価・認証していく森林認証制度が生まれ、展開されています。このような制度は、認証する者の専門性や独立性・中立性の確保、さまざまな利害関係者との十分な協議、意思決定の透明性等を十分に兼ね備えることが必要不可欠です。 FSCによる制度はそれらに十分配慮し、社会、経済、環境に関わるさまざまな利害関係者の合意に基づくグローバルでかつ地域に適合した基準に照らし合わせて、森林管理の評価・認証を行うものです。そして、認証された森林から産出される木材・木材製品に独自のマークを付け、幅広く消費者へ流通させようとするものです。 このようなわが国と世界の森林・林業・木材調達問題とその取り組みの現状に鑑み、私たちは、このたび新しいNPO法人を立ち上げました。 FSC認証制度をひとつの例として取り上げて、認証から確認できた森林管理経営の特徴や課題、解決策などを具体的に紹介します。それをもとに、森林・林業の現場で何をすればいいのかを皆さんと一緒に検討し実践していきます。そして、林業者と消費者を結び付け、健全な森からの木材・木材製品の市場での流通・調達を推進します。これらのことより、環境にやさしい持続可能な社会づくりを目指します。 この新しい組織と活動が社会システムとして十分に機能し認知されるよう、森林認証制度のみならず広くわが国の森林・林業及び木材加工・流通・消費に新しい風を送り続ける努力を傾けていきます。皆様のご支援とご参加をお願いいたします。 |
特定非営利活動法人 日本森林管理協議会 代表 太田 猛彦 |
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| 【Forstaとは】 「Forest Stewardship Alliance」の頭文字を取り、「フォルスタ」と呼びます。 |